逃げろどこまでも逃げろ

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アネモネSアサヒライジング逃げ切り

 今、俺が一番追いかけている競走馬となると、このアサヒライジングかもしれない。調教師は加藤修甫師の引退で新調教師の古賀慎明師に。そして、古賀師のJRA初勝利がこのレースだったのだから縁起もいい。一つ、今年の牝馬クラシックの方はこの馬に賭けてみようか。正直、父親のロイヤルタッチにこれといった思い入れもないし、母父のミナガワマンナはさすがに古い。しかし、こういう血統の馬、そして関東馬を応援してみるのも面白い(と、地方馬のような言い方をしてしまったが、今はそこまで東西差があるように思われる)。マイルの速さもあるし、府中も向く。とにかく春はこの馬で。
 さて、今日のレースの方だったが、グレイスティアラ抜けではずれ。やはり田中勝春を乗せてG1を勝つ馬を軽んじてはいけなかった。しかし、アサヒライジングの鞍上はどうなるのだろう。今日は柴田善臣が乗っていたが、本来は小林淳一のお手馬。今回はコバジュンの騎乗停止があってのものだと思うが、あるいは加藤修―小林淳の師弟ラインが途切れてしまったとも考えられる。となると、ヨシトミ続行もあるのか?
 ……春はこの馬でいきたいのだが。

追記:古賀慎明師は古賀一隆元調教師の息子。そこで父の人脈を見てみる(http://db.netkeiba.com/trainer/00168/)。うーん、引退間近という状況はあるにせよ、あまりピンと来ない。一方で、藤澤和雄調教師の元で修行していたというが、こちらこそ人脈や師弟関係に関してはドライ。いや、となると実力主義。となると、ヨシトミ。……むむむ。いや、あのね、俺ね、決してヨシトミが下手だとは思っていない。ただ、例えばクラシックレースで「コイツに託す」という気持ちになれない。リーディングクラスのジョッキーでありながら、その辺がずっとずっと前から好きになれなかった。今のポジションになる前の、それこそ俺が競馬をはじめた十年そこら前からそうだった。いや、どうしたものか。