阪神大賞典&スプリングステークス

http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2006/09/01/08/11/result.html
http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2006/06/02/08/11/result.html
 阪神大賞典はいいレースだった。三千メートルのレースでゴール前のなだれ込み差し脚比べなんてのはもってのほか。全馬バテバテのドロドロでスタミナを競い合うってのが長距離戦よ。そういう意味で追って叩いてハナ切ってスタミナ勝負に持ち込んだトウカイトリック菊花賞デルタブルース、あるいは結果が出なかったがインティライミのレースっぷりは賞賛されるべきだ。ズブズブでドロドロだ。
 が、そんなコテコテの連中を涼しい顔でなで切りにしたディープインパクトはやはり格違いだった。一周目の三角〜四角〜直線で掛かり気味はご愛敬(「武さん、もう直線っすよ、抜かなきゃヤバイっすよ?」みたいな)としても、二周目四角は、やはりなんだろうねあれは。最後の最後も一頭だけ脚を余していたものな。いやはや。
 スプリングステークスフサイチリシャールに期待したが、追って案外。他馬の成長分を考えるに、切れ味勝負だとやや分が悪くなってきたか。馬体重と膨張色の割に小柄に見える筋肉体質、やはりダートも見てみたい、というのは気が早すぎるか。メイショウサムソンはじわじわ力をつけてきた。オペラハウス産駒といえばテイエムオペラオーだが、はたして。
 馬券的には東の方はリシャールから馬連トリガミだったが、西の方でディープ―トウカイの馬連一点に、ディープ一着固定のトウカイ、インティ、デルタ二、三着のフォーメーションで黒字。前々日にはディープ二、三着も考えていたが、そんな気はなぜか失せてしまった。