オールド・ルーキー・ストライクス

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060426&a=20060426-00000003-fliv-spo

ニュルブルクリンクではおそらく出走のチャンスを与えられると思われる31歳の井出だが、GP2参戦中の吉本大樹(ひろき)と交代するのではないかといううわさもある。

 日曜日の夜は体調も悪かったのだがF1を最後まで見てしまった。見てよかったと思えるミハエル・シューマッハフェルナンド・アロンソの戦いだった。アロンソがついにラインをはずしたあの瞬間はしびれた。なんだかんだ言って俺はセナとかがいたF1に触れた世代なので、シューマッハに簡単に破れてもらっちゃ困るんだ。しかし、F1というのもやっかいなもので、これが単純に両者のかけっこなら簡単だけれど、たとえば、顎が青い方に乗ってたら去年どうだったんだろうとか、そんな疑問があったりなかったりで、レーサーの衰えというのはわかりにくいのかもしれない。でも、やはり衰えはあるものだろうし。
 と、それとは関係ないところでスタート直後の井出有治アルバースが派手にぐるんぐるんん転がって、無事で大変よかったのだけれど、井出と聞いて、ああ、やってしまったかとかなんとか思ったり。バトンになんか言われてたけど、今回の件でもいろんな人にいろいろ言われてしまうのだろう。しかし、どうにもかわいそうとも思えないし、もちろん、当たり前だ!とかも思えない。というのも俺は井出という人のことをよく知らないからだ。よく知らないし、伝わってこない。そりゃスーパーアグリのセカンドマシンから何かを伝えようとするのはムリだろうし、マスコミ(フジテレビ)が伝えてくれなきゃ俺のような薄っぺらいファンはどうしようもない。ただ、なんというか、どうにも、こう、なんだろう。まあいいや、一瞬でいいから意地くらい見せてくれ。クラッシュや道をふさぐことのないような形で。