井出、剥奪された。

http://number.goo.ne.jp/news/motor/article/2006051101.html

鈴木亜久里代表「井出のためにできる限りのことをやっていきたい」

 アルバースをひっくり返して‘叱責’(だったかな)を受けた井出有治、ついにはスーパーライセンス剥奪となった。正直なところ、井出がシートを失うことについて残念に思う気持ちはあまりない(id:goldhead:20060426#p5)。しかし、剥奪までするのかね、とも思うのも正直なところ。FIAとアグリの間で、そこんところどうにかならなかったのか、と。「もう乗せないから形だけライセンスは残してやってくれ」というふうに。これでは、あまりに失格の烙印が深すぎるのではないか、と。まあ、井出を採用したアグリだってこうなるのは避けたかったはずで、ここらあたりあるいは日本人への風当たりだったりするのかもしれない。むろん、井出を危険視する各ドライバーの声は無視できないし、剥奪までいかずとも、降りること自体なら納得いくのだけれど。
 まあ、そんなわけで、純国産の御旗はあやしくなってきたわけだ。けど、オーナーとドライバーが日本人だといっても、ほとんどのスタッフは日本人でないわけだし、まあそのあたりは仕方ないか。ただ、日本人ドライバーはいないよりいた方がいいし、このチームが若い日本人の入り口になってほしいとは思うし、まあ、とにかくチームの存続をとりあえずは願いたい。