アサヒライジングよ、壇渓をとべ

http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2006/05/03/02/11/denma.html
 ついに枠順が決まってしまった。本命は決まっている、アサヒライジング。五枠十番。他に逃げそうなのはその内に入った。むしろ、内外の出を伺えるいい枠と言えるだろうか。今のところ結果は出ていないが、アサヒライジングがハナを奪えず脆い競馬をするタイプには思えない(←盲信の域)。また、今どきテレビ馬もあるまい、距離延長に不安を残す逃げ馬が、壮絶な逃避行を敢行するとは思えない。いずれにせよ、ハナは主張できるんじゃなかろうか。とにかく、ヨシトミには腹くくった競馬をしてほしい(暖簾に腕おし、糠に釘、という言葉が浮かんだのはなぜだろう。いや、シルクフェイマスはよかった、オレハマッテルゼはよかった。腹くくらなくても、小手先でどうにかでもなんでもいいから)。
 さて、オッズはどうなるだろう。週刊ギャロップの想定オッズでは単勝二十九倍などという値が出ていたが、桜花賞の二十六倍を超すとは、とてもじゃないが思えない。血統の穴人気は見えているし、前走のレースぶりに目をつける人も少なからずいよう。十倍から十五倍、そのくらい付けば御の字ではないのか。とりあえず、これは出てみないことにはわからない。連複(単!ではないのは、やはりなんだ、鞍上や、父親の印象というか)も相手は絞るつもりなので、そちらも注目しよう。
 ところで、昨夜アサヒライジングの写真を見ていて気づいた左後一白。はて、これは吉相だったか凶相だったか。調べてみれば、凶馬の相は四白であった。凶馬的盧といえども壇渓をとび、四白大流星のファイトガリバーが二着するならば、吉相左後一白のこの馬が走らぬわけがない。