中華街で飯食った

goldhead2006-06-02

 大きな通りから中くらいの通りに入ったところでさらに小さな通りに入ったら二軒の小さめな店が向かい合っていた。一つはお客が誰も見あたらず、もう一つは十人くらいの背広組と二組のカップルが入っていた。客が入っている方に入った。活気って大切よね。それで、一番安いセット(順番に出てくるから一応コースか?)を頼んだ。ついでにチンタオビールを久々に飲んだ。飲みやすいのよね、これ。中国製の安全性? シラネ。味の方は十分楽しめるもので、量もアホみたいに多いということもなく、つつがなく食事は進む。終盤にさしかかって、となりの先客が「コースとは別に単品で頼んだショウロンポウはまだか?」と。中国人ウェイトレスがわれわれの席にはっと目を向ける。あれ、さっき食ってしまったこれですか。メニューだと思ってしまったよ。「ゴメンナサイ、マチガエタ」。いや、謝られる道理はございません。しかし、あれ、こんなときどういう顔していいかわかんない。笑いをこらえてうつむくばかりです。というわけで、大陸的おおらかなミスでショウロンポウ儲けた。ごちそうさま、みなさん。開けっ放しの扉から入ってくる夜風が気持ちいい食事でした。