拍手大歓声のワールドカップであります

goldhead2006-06-09

 ついに今日からはじまるらしく、軽佻浮薄、世の中が浮かれれば俺も浮かれる羽毛の如き軽き心でワールドカップに心寄せる毎日の毎日が始まる毎日であります。
 おおよそスポーツ、勝負事、なにを見るにしても、ただやっているものを見るだけで見ている人は少ないと俺は見ている。「なに」と「なに」が戦うのか、その「なに」があるからおもしろい。むろん、その「なに」の情報が多ければ多いほどおもしろいのだろうが、そうでなくともおもしろいものは面白い。
 「なに」について知識があるだけでもつまらない。自分のひいき、応援の心あって思い入れ百倍、そこを起点にまたいろいろと広がる視座を得られるともいえる。
 見ることは賭けること、どこかのチームをひいきにすることは、そのチームの勝ちにすべて乗りつづける心。予想の正解、未来を見通したと振り返られる至上のときこそ賭けの醍醐味。
 そういう意味で「なに」の中身の量とひいき目からいって、浅薄なミーハーは日本に着目しないわけにはいかない。しかし、別に一つしかかえないものでもない。もう一つくらいひいきチームを抱いてみる。
 そういうわけでテレビ雑誌のワールドカップ特集号などぱらぱらめくり(予選グループ全試合と、そこから想定される決勝トーナメントの組み合わせの勝敗をすべて網羅した本。賭けるわけにはいかないが、賭け心くすぐる内容だと思ったら、競馬関係を手掛けている編集の手によるものだった)、その結果、俺が応援する=勝利を予想するのはアルゼンチン。注目の選手はテベステベスカルロス・テベス。体型的にも、メッシよりこっちがマラドーナ二世だぜ。死のC組、ここを抜ければ勢い増大、それいけやれいけ、アルヘンティーナ、心の中の単勝十倍。
 と、まあ、こんなところで。正直、夜更かしにめっきり弱いので、日本代表くらいはなんとか見たいと思うが、他は不安だ。まあ、いいか。