ワールドカップ:スペイン対ウクライナ

http://fifaworldcup.yahoo.com/06/jp/060614/1/6cyg.html
 何かのスポーツを見るなら、事前にある程度の情報は欲しい。馬柱なしに競馬を見ても面白くはない。そういう意味で、俺は「完全予想」の雑誌を手もとにおいて勉強する。それによるとこの試合、一見常連国のスペインが有利に見えるが、初出場ウクライナの勝算が大きいという。初出場ウクライナは、もはやシェフチェンコだけのチームではなく、最初の試合から全力で行くだろう。すると、スペインはそれに持ちこたえられない、と。なるほど、「スペインが無敵艦隊だったのは昔の話」なんて記事をどこかで読んだ覚えもある。
 ……という意識で試合を見始めた。見事に裏切られた。裏切られたら予想本の意味は無い? そんなことはない。とにかく、自分の知識ではなにも組み立てられない以上、視点が必要なのだ。自分で組み立てようが、なんだろうが、予想なんてものは外れる。ただ、見るとっかかりがあると無いでは大違いだ。あった方がより試合を楽しめる。俺はそう思う。
 そういうわけで、むしろスペインの方が初々しいような印象を受けた。セルヒオ・ラモスにブラジル生まれのその名もセナ。それに、二点入れた、フェルナンド・トーレスの活躍。すごくフレッシュでいきいきしている感じ。
 そして、プジョルプジョルは、俺が前回の日韓大会で、一番か二番に印象に残った選手だった。それまで名前も知らなかったけれど、無尽蔵のスタミナで試合の最後まで動き続けるプレーに魅入ってしまい、すぐにネットで名前を調べたりした覚えがある。そのプジョルも攻守にわたって大活躍。オフサイドになったときだったと思うが、シェフチェンコとキーパーの間に入って、最後の最後までびったりマークするあたりの動きがすてきだった。
 しかし、一方でウクライナは精彩を欠いたように見える。というか、シェフチェンコ頼みにしたって、シェフチェンコまでボールが回らない感じ。どこかしらの戦術面でピタリとはまっていたのだろう。あるいは、暑さだろうか。そういえばこの試合、日本とオーストラリアの試合と似たようなペースに見えた。いや、内容面でなく、感じるスピード感というか、うまく説名できないが。しかしまあ、とにかくあつそうなひざしだ。
                 k椅−―^pぼ―d置蛾こわれた。のでここmあで。