詩人、宗左近の死

http://news.2-3-0.org/comment/comment_200606_488.php
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000015-maip-peo
 おそらく、ネット上で「少女の乳首」や「ゆんゆん」を見なければ知ることのなかったであろう詩人が亡くなったとのこと。それゆえに俺はネットに散見される、一見して奇妙ともいえるいくつかの詩(歌詞)しか知らない。しかし、この人の言葉には、笑って済まされない力がある。俺がそう感じたのは、最近ちょっとだけ詩人の詩を(とても失礼で、なおかつくだらなく面白くもなく、後悔するような)替え歌のようにしてみたのだが、なにかちょっと語句を入れかえればどうにでもなるようなものではなく、確固として動かないものがあった。俺は、これが言葉の「芯の芯か」と思ったものである。いま、あらゆる詩人の詩集はなかなか手に届かないところにあって、もっぱら好きな詩人の書いたエッセイなど読んでいるのだけれど、いつかいろいろの詩人のいろいろの詩を読みたいと思う。まったく嘘ではない。