底知れぬディープ

http://www.nikkansports.com/race/f-rc-tp0-20060720-63374.html

 凱旋門賞(仏G1、芝2400メートル、10月1日=ロンシャン競馬場)に出走するディープインパクト(牡4、栗東池江泰郎)が、国際競馬統括機関連盟(IFHA)による「トップ50ワールドリーディングホース」で日本馬として初の首位に立った。日本中央競馬会(JRA)が20日に発表したもので、1位タイに外国馬のハリケーンランシロッコがランクされた。

 この話題、J-WAVEの短いニュースで聞いたのだからちょっと驚いた。驚いたのはニュースの中身ではなく、これがニュースになったことについて。そうか、やはりそれだけのニュースヴァリューになるのか、世界首位というやつは。俺だってインターナショナルクラシフィケーションだのIFHAと言われてもきちんと説明できるわけじゃあないが、まあ、どうせだったら盛り上がっておいたほうがいいか。上半期に欧米で古馬のビッグタイトルが無くて、その間の春天と宝塚で上積みした分かとか、だいたいのランクだから三位でも十分じゃんとか、そういうのはどうでもいい。世界最強、いや、世界最強級。それが、タイに蹴りをつけるために(ムエタイみたいだな)、凱旋門賞へ。これいいじゃない、ヨーロッパの競馬ファンも楽しめるんじゃないか。本場で勝手にはさせないぜ、とか、珍しいから馬券買っちゃおうとか。ああ、それにしても日本競馬も高く見積もられるようになったもの。こんな馬が出てきたときに競馬ファンやっててよかったぜ。そんでもって、フォルス・ストレートあたりから持ったまんまで大外進出してきてくれたりしたら最高だ。ユーワハリケーンだかトウショウシロッコだか知らないが、変な馬が行くから楽しみにしていろよ! あと、函館記念マイソールサウンドを買おうと思う。