欽ちゃんって結局なんなんだ?

http://www.nikkansports.com/baseball/amateur/f-bb-tp3-20060722-64387.html

欽ちゃんがチーム解散を撤回

 山本圭一の事件の余波で突如の解散宣言から一転、やはりの存続宣言。俺はこの件で萩本欽一という人がよくわからんと思っている(http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20060720#p1)わけだが、この存続については妥当な判断だと思うし、いいことだと思う。
 が、しかし、やっぱりあの会見は何だったんだ、という思いも残る。その後の報道など見ても、茨城ゴールデンゴールズは地元の人々に、地元の自治体にもかなり食い込んでいるし、もう単なる草野球的チームどころの存在ではない。選手とかだって、いきなり解散と言われてどうなるのか。いかに発起人、オーナーであれ、あの規模を即決ってわけにはいかないだろうに。
 こんな考え方もある。存続の声があがるのを予期して、謝罪+アピールを同時に済ませようという作戦、といううがった見方。いや、これは違うな。やっぱりあの会見、あれはテレビカメラを前にしての自然のアピールだった。自然の対応が強いパフォーマンス、アピールになり、またそれが悪くない方向に進む。テレビという魔界で一時代築いた男というものは、そのくらいの引きの強さを持っているんじゃないのか。とりあえず、俺はそう考えることにする。また、極楽とんぼの片割れ、加藤浩次も災い転じて福となす力があるのかどうか、見物でもある。