かわぐちかいじが「江夏の21球」を漫画化したやで、買ってみたやで。かわぐちかいじはたしかカープファンやで。そりゃ必読やで。うーん、漫画としてはどうだろやでと最初は思ったやで。切り取られた場面、淡々と進んで行くのやで。あまり漫画向きではないかもやで。しかし、やはり衣笠が江夏豊のもとへ向かって行ってあの台詞はぐっと来るんやで。そこまで察せる男と男の世界やで。むろん、古葉も勝負師やで。古葉はずっとのちに「変化球のウエストボールも練習に組み込まれていた」とか言ってたやで。とっさに江夏が投げられたというわけではないというわけやで。真相は知らんやで。三塁ランナーは「江夏がその場でウエストしたのはありえない」と言ってたんやで。なにが本当はわからんのやで。それでも日本野球が続く限り「江夏の21球」は語り継がれるんやで。山際淳司は早死にしすぎやで。本当に惜しいやで。漫画の方の話やったやで。やっぱりどうも順次コマに落としていったという印象が強いんやで。少し盛り上がりに欠けるきらいがあるんやで。まあ、それでもええことよやで。いろんな漫画家が漫画化するのを読んでみたいとも思うやで。