ラインクラフトの訃報

 まだ詳しい記事には接していないけれど、調教中の心不全だという。競走馬の心不全というとカリブソングやハートランドヒリュを思い出す。彼ら大ベテランとは違い、こちらはまだ若い牝馬。しかも、現役G1馬で、これからの活躍も期待されていた矢先。先日のベガについで、名牝がまた一頭去った。なんとなく、なんとなくだけれど、俺が競馬を始めたころに比べて、骨折予後不良以外で若い競走馬や繁殖馬が死ぬケースが多いように思う。印象だけだろうか。
 それにしてもラインクラフトスプリンターズステークスがとりあえずの目標だったか。こうなると、ますますスプリント路線がさみしものとなる。オレハマッテルゼが一応大将だろうが、そのほかが心許ない。サマースプリントに積極参戦してきた組はお釣りがなさそうだし、あるいはグローバルスプリントチャレンジのさすらいの賞金稼ぎセン馬たちの草刈り場になろうか。
 ああ、ラインクラフトの話だった。しかし、それでも競馬は続くのだ。さらば。
追記:http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=15277&category=A