あなたの街の秋葉原に行って、1,980円のテレビ用ヘッドホンを購入。Pioneer製。2,980円のオーディオテクニカ製のやつは、コードにリモコンがついてて音量とステレオ／モノラル切り替え、副音声切り替えができるってんで少し気になったが、手を伸ばせばテレビ本体に手が届くワンルームの小部屋に不必要と。しかし、あのステレオ穴に切り替えの指示を送れる機能があったとは。あるいは俺はなにか勘違いしているのだろうか。
クソ貧乏人が言うべきことじゃないが、本当はもっといいヘッドホンが欲しい。オーディオマニアたちが突き詰めるその先の音を聞き分ける自信はないけれど、ある程度以上の高い物が別物だとは知っている。知っていてもまあ、音を出す方の何かもない状況でヘッドホン一つどうしたところでどうしようもないけど。
ああしかし、なんだろう、俺はそういう高望みをしたいという欲求がある、ということは、そういういい音を知っているはずなのだが、どこで接したのか思い出せない。でも、日々音に物足りなく思っている。単なる妄想なのか、耳が遠くなっているとか、耳に耳あかが詰まっているとか、そんな話なのかもしれないが。
で、買ってみた1,980円、耳のあたりがソフトにフィットして、装着感は文句なしだった。音より何より、俺、めがねだし、それが大切だよな、とか思った。
