このごろの若人たちの進路などのこと

http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20060913-89260.html

 東京に加入したFW平山が、意志を貫く。12日に練習合流。その後に行われた入団会見で、筑波大に復学することをあらためて希望した。「サッカーを第一に考えますが、自分としては大学との両立で考えたい」と話した。鈴木徳彦強化部長は「本人も現実的に難しいことは分かっている」と説明したが、平山は「それは強化部長の考えで、他の人にも難しいとは言われているけれど、将来的にいい指導者になるためにも筑波でまた学びたい」と力説した。
会見後はクラブ幹部に怒られる一幕もあったが、12月の復学を目指して今月中に必要な書類を筑波大に提出する予定だ。

 私はもちろん、スポーツ新聞とスポーツナビの記事くらいでしか知りませんが、平山相太というのは変わり者なんですかね。将来のためにJリーグでなく筑波大に入るあたりは、インテリジェンスの持ち主らしさなのかとも思いましたが、急にオランダのヘラクレスになって、そちらもオーナーに怒られてクビになってしまう。日本に帰ってきたら今度はJリーグのクラブに怒られている。それで、ヘラクレスの方も「学業専念って話じゃなかったのか」とお怒りとかで、それでも本人は「ヘリコプターでも用意してくれませんかね」なのだからよくわからない。いや、これこそが大物の証し、なのかもしれませんが。しかし、大学ってそんなに行き急ぐものなんでしょうかね。普通のサラリーマンが中途退社して学び直すにはハードルが高そうですが、名の売れたスポーツ選手ならば、引退後でも十分じゃないでしょうか。まあ、高卒の私が言っても何の説得力もありはしませんが。
 それで思い出しましたが、‘ハンカチ王子斎藤佑樹。こちらは噂通りの大学進学。私はプロ入りを推していた(id:goldhead:20060907#p5)のですが、世間のアンケートなどでも大学進学の方が支持されていましたね。いやはや、プロ野球の凋落もあるのでしょうか。せいぜい早慶戦でも盛り上げて、エリートどものセックスのエサにもなってください。
 で、その早稲田大学(あれ、早稲田って表向きはスポーツで入学させないってのが売りじゃなかったっけ。いや、ヒロスエとか入ったから、ずっと昔のことか。でも、この福原のケースは第一回なのね)に‘卓球の愛ちゃん’福原愛が入学するというニュース。これには驚きました。福原愛が大学に入るような歳なのか、と。これには二つの思いがありまして、一つは「もうそんな歳か」であり、もう一つは「まだそんな歳か」なのです。いや、しかし、私の持論からすれば、いつの年代に行ったって構わない。もちろん、学年的標準年齢に行っても構わない。それでも、違和感があるとは、平山や斎藤よりはるか昔より名の知れた、ベテラン・プロフェッショナル・アスリートの彼女ならではのことと言うよりありません。