一万年の策謀

http://www.nikkansports.com/battle/kameda/p-bt-tp1-20061002-98272.html

 WBA世界ライトフライ級王者・亀田興毅(19=協栄)が、初防衛戦を延期することが分かった。海外のボクシング関係者が1日、明らかにした。18日、東京・有明コロシアムで同級1位ファン・ランダエタ(27=ベネズエラ)との因縁の再戦を控えていた。複数の関係者によれば、亀田の故障が延期の理由だという。年内に試合が行われるかどうかは不明。早ければ今日2日にもV1戦の延期が正式発表される見通しとなった。

 今朝、日刊スポーツを買っていきなりバトル面の上の方に踊る「亀田再戦延期」の大見出し。一瞬なんのことか飲み込めなかった。ええ、大ニュースじゃないの。スポニチによれば(http://www.sponichi.co.jp/battle/flash/KFullFlash20061002014.html)、「スパーリングで左目の上を負傷」とは。誰だその、カミソリパンチ見舞ったの。よもや棒の先に取りつけたグローブではあるまいな。あるいは、日本刀トレーニングとか。
 まあしかしなんだ、もう仕方ないが「亀田」のことゆえ、疑惑の目で見てしまう。「延期したかったんだろうな」と思ってしまう。しかし、延期でなんのメリットがあるのか。かえって、体が成長し、ますます減量がきつくなる。いや、新しい減量法(一気に落とすんだっけ?)に不安が出てきたとか、そういうのか、とか。まあ、左目の上の怪我ならごまかしようもないか。プロレスじゃあるまい、‘流血の魔術’てことはあるまいね。それとも、ランダエタがもっともっと老いていくのを待ち続ける究極の持久戦? しかし、ランダエタから逃げたところで、その先どうするのだか。大晦日に合わせるとかいう、興行目的ならいいけどな。なんだかんだいって、地上波でいくらかボクシング見たいからね。