テフロン(R)一万年

 テレビの料理番組など見ていて「ああ、なんていいフライパンなんだろう」と思うときがある。油をひいても玉になって弾き、そこに野菜や肉を入れてもこびりつかない。あれは、きっといいものなんだろう、と思う。……のは大間違いだった。自分の、かつて東急ハンズで買ったちょっといいフライパンが日々劣化していった果てに、普通のフライパンになっているのに気づいていないだけだった。スーパートップ山手店でCGCブランドの298円のフライパン買ってそう思った。そうだ、いつの間にか劣化して、使えなくなっていただけなんだ。298円であれば、ちょっと気になればすぐに買い換えればいい。そう言いながら、また使えないフライパンの日々を迎える予感も大いにあるのだけれど。
●追記:「テフロン」と打つとATOKが≪商標名≫と小うるさい。まあ、仕事でも使ってるのでそういう設定なのだけれど。で、ちょっと調べてみれば米デュポン社の商標で、一般名詞は「フッ素樹脂加工」か(http://www.teflon.jp/nandemo.html)。なーんとなくだけど、テフロンって他の会社のフライパンとかにも使われてるような気がするけど、まあ気のせいだろう。日常生活じゃ完全に一般名詞化しちゃっとるよね。