ハルウララの引退

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20061003026.html

 ハルウララは1998年11月のデビュー以来、113戦全敗。負けてもひた向きに走り続ける姿が人々の心を打ち「負け組の星」とも呼ばれた。

 俺は「負け組」に他ならない人間だが、ハルウララを星とは思えない。しかし、負け組の星か。負けの要素もなければならないし、星というからには、やはり栄光が無ければならない。それはなんだろう。
 たとえば、エスケープハッチhttp://www.keiba.go.jp/topics/2006/0811.html)か。勝ちも勝ったり47勝の日本記録。ひょっとしたら、競馬を知らない人は「ディープインパクトとどっちが強いの?」と思うかもしれない。悲しいかなそういう話ではない。しかし、頑強なアラブとはいえ、この記録は偉大だ。
 でもなんだ、歴代四位のサラブであるブライアンズロマンは無茶苦茶だな(http://csx.jp/~ahonoora/brians_roman.html)。そりゃ高知の現状のアラブよりはレベルが高いとはいえ、北関東は北関東。それでも43勝。いや、統一重賞も勝っているか。98年、アブクマポーロの勝った帝王賞で生で見たけれど、やはり一流馬の存在感があったっけ。ヒモに買った、買った。思えば、二度しか南関遠征していないうちの一度を見られたのだから幸運だった。
 エスケープハッチの話だった。この最多勝記録を狙っては、ガリガリやりあってるのが面白そう。荒尾競馬http://www.araokeiba.com/)の好もしいサイト内のこんな感じ(http://www.araokeiba.com/topix/sugoi_uma.htm)とか。こういう風に、日本のどこかで積み重ねられていく記録も面白いと思うんだがな。ドージマファイターだって‘リストラの星’だったじゃないか。キサスキサスキサスの連勝記録(id:goldhead:20060315#p1)とか。あれ、乗馬になるって報じられてたけど、繁殖入り(http://www.araokeiba.com/quizas_prof.htm)できたのか。よかったよかった。
 あ、ハルウララの話だった。もちろん、ハルウララという馬は競走馬として頑張った。おつかれさま。でも、安西美穂子が余計だった。まあ、そんなのはどうでもいいか。
 それで、もしもディープインパクトで初めて競馬に関心を持った人がいて、もしも近くに競馬場があったら、とりあえず行ってみたらいいと思います。ちょっと違いはあるかもしれないけど、一日に十回ちょっと凱旋門賞と同じ競馬が見られますですよ、ええ。俺も最近ぜんぜん行けないけど。