ワンディの左手

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/battle/boxing/news/20061010k0000m050051000c.html

 世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級暫定タイトルマッチ12回戦が9日、東京・後楽園ホールで行われ、世界初挑戦の同級9位、嘉陽宗嗣(23)=白井・具志堅=が同級暫定前王者、ワンディ・シンワンチャー(26)=タイ=に0−3の判定で敗れ、王座獲得に失敗した。

 HERO’S見たついでといっちゃなんだけれど、深夜のボクシングを録画し、朝パンを食いながら見ました。パン食いながら、それでも判定ごっこしてみたら、119-114でワンディと出ました。イーブンつけまくったせいでしょうか、あまりいい線行っていないようです。しかし、素人目には力の差、というかモロにパワーの差を感じました。見事なダウンを奪った左アッパーもそうでしたけど、力が違うという感じです。それもそのはず、なのか、体重オーバーで試合前に剥奪されていたのですね、暫定王座を。
 しかし、暫定王座ってことは、正王座もあるはずで、亀田騒動で名前を見たブライアン・ビロリア、これがオマール・ニーニョに負けていたはずで、今の正王者はニーニョさんのはずで、そのニーニョさんに何か(スパーリング中にまぶたをカットするなど)があって、暫定王者があるのでしょうが、具志堅用高はもし嘉陽が勝ったら亀田との統一戦を希望していた覚えがあって、WBC暫定王者WBAの正王者がやったりしたら何が統一なのかなんなのかさっぱりわからず、きっとワンディ・シンワンチャーは事態を収拾するためにわざとリミット・オーバーから勝利して暫定王座を消滅させたのかもしれませんが、それでは正王者はどうお過ごしなのか、もしWBC暫定王者決定戦というものが組まれ、それに亀田興毅が出てきて決定戦で正王者と暫定王者を獲得するさらによくわからない統一王者になったりしたらどうしようとか、まだまだボクシングの世界は深く遠いものだと思わざるを得ない。