http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20061115-117153.html
ジャパンC(G1、芝2400メートル、26日=東京)で有力視されるハーツクライ(牡5、栗東・橋口)が、喘鳴症(ぜんめいしょう=ノド鳴り)にかかっていることを、管理する橋口弘次郎師(61)が明らかにした。
思わず言葉を失ってしまうようなニュース。もちろん、先にディープインパクトのイプラトロピウム問題があってのこと。別にディープがノド鳴り持ちと決まったわけでもないが、関連して考えずにはいられない。なにせ、このタイミングでの、ハーツクライ陣営の告白。馬券を買う身としてはありがたい話(……のはずだが、はたしてどう判断していいかわからん。程度にもよるだろうし、その日の天気や体調も影響しよう。それに、なにより競馬は相手関係。本当に難しい)だが、そればかりでなく裏を考えてしまうのも当然ではないだろうか(考えてしまう自分にある種の下品さがあるのは否定しない)。
というわけで、たとえばハーツクライだって社台系のサンデーサイレンス後継種牡馬の一頭。ノド鳴り持ちの馬の種牡馬価値が下がる(id:goldhead:20061020#p1)という話は、程度はわからないが真実味はある。隠そうと思えば、残りJC、有馬と二走あっても隠し通せそうなもの(って、来期現役続行の話はどうなるのだろう?)。そこを、あえて。あるいは、同じくサンデーサイレンス産駒でノド鳴りの先達、ダイワメジャーの活躍なども影響しているのか? とか。うーん、わからん。あるいは、この件だってルメールが人前で「ノイズ、ノイズ」言ったから公表せざるを得ないとかいう、しごく単純な話かもしれない。いや、隠そうという意図があれば単純ではないか。現にキングジョージ時点で橋口師は気づいていたと言っているしな。
うーん、しかしなんだろう、カワカミプリンセスの件に続き、こういう話題。ディープインパクトのすさまじいブームの反動とでも言うべきだろうか。いや、あの馬、同期の馬のすべての運を吸い取っているようにも思われた馬(id:goldhead:20060911#p2)。その全てが凱旋門敗退、薬物検出で崩れ、その運気が全てたたりとして降りかかっているのか(『もののけ姫』でシシ神がデイダラボッチになってパーンと弾けるイメージ)。日本競馬会が、このたたり神にどう立ち向かっていくのか、彼らが神を大きくした面もあるだけに、健闘を期待しつつ注目していきたい。