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十年前くらいの洋楽をあさる方針の一環として購入。これはもっと早くチェックしておくべきだった。
帯にはジョニ・ミッチェルの名。俺はジョニ・ミッチェル御大は好きだ。それよりなにより、解説にこうあった。アラニスの発言だ。
子供の頃は愛読書がチャールズ・ブコウスキーだったり、音楽もジョニ・ミッチェルが好きだったりしたけれど、今は詩も読まないし、音楽も聴かないし、テレビも見ない。
おお、こんなところにブコウスキー族の仲間が。そうか、向こうの人は、子供のころからブコウスキーを読む機会などあるのだな。より身近なのだな。すばらしい。ブコウスキー＋ジョニ。なんだかもう、これで俺の気に入らない音楽を奏でる人はいないだろう。さらにいえば、椎名林檎に影響を与えているなどというのだから、すべてはつながっているのだ。そうだな、この裏声ってレロレロしながら流れていく情念は、そうだな。その上、ベックの「ルーザー」との共通性も触れられているしね。俺としてはビョークやケイト・ブッシュとも似た何かを感じるよ。リズ・フェアー（id:goldhead:20050401#p6）とはマドンナ繋がりか。いやはや。
2.You Oughta Knowはたまにラジオでかかる。英語ヒアリング能力などないので、こんな歌詞とは知らなかったな。強烈だよ。4.Hand In My Pocketはちょっとブクっぽい。しかし、この曲名から裏格闘世界で無敗のスマートな野郎を思い出すのは俺だけだろうか。本当に関係ない。7.You Learnとかかっこいいよな。ちょっとクランベリーズっぽい？ 10.Ironicもたまにラジオでかかるかな。12.Wake Upはグサグサぶっ刺されるような歌詞だ。女ってのは、怖くてさ、優しいよな。
