どっかでエドワード・ホッパー展やってくれ

 テレビ東京美の巨人たち』でエドワード・ホッパーを取り上げていた。エドワード・ホッパーは好きな画家だ。アンドリュー・ワイエスよりホッパーがいい……というには展覧会も行ったことなければ、画集を持っているわけでもない。はじめに知ったのは村上春樹が訳したグレイス・ペイリーのハードカバーの表紙(id:goldhead:20041106#p1)。それがとても気になったのだ。あとは、カポーティの文庫本の表紙にも使われていたっけ(id:goldhead:20060801#p1)。そんなわけで、そこらあたりの小説なんかともぴったり来るところあって、なんともすてきなのだ。
 そのホッパー、どんな人かと言えば、ちょっとダリとその妻のような、まあありがちな芸術家らしい夫婦関係というか、そのあたりで、最後の作品がああであって、あれ、これは見てみたい、と。で、ついでに展覧会の告知でもあればいいが、『美の巨人たち』は基本的に淡々と取り上げていく硬派な番組であって、とくにそういうこともなく、検索したところで出てくるのは2000年のBUNKAMURAで行われたやつくらいであって、頼むからどっかでやってくれ、と思った次第なのであった。