ダービージョッキーOB戦の話

http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20070126-147200.html

 かつてファンを沸かせたダービージョッキーたちがターフに戻ってくる。JRA総合企画部では東京競馬場の新スタンド完成記念イベントとして、引退したダービー優勝騎手によるレジェンドレースを企画。関係者に打診を始めた。

 馬券代を吸い上げられている身としては、どうしてもJRAの企画イベントには辛口になってしまう。そんなところに金使うなよ、と思ってしまう。しかし、この企画は素晴らしい。諸手をあげて応援したい。そう思う。
 やっぱりダービーってのは特別なものだし、その時代のものだ。たとえば当時を知らなくたって、知らないからこそ見てみたいものってのはあって、根本がヨーロピアンスタイルを見せてくれたら、昨日競馬をはじめたファンだってよろこぶに違いないのだ。
 なんなら、一回限りじゃなくて、プロ野球のマスターリーグみたいに引っ張ってみてもいい。月一で昼休みにやって、年間ポイントを競うくらいやってもいいかもしれない。ダービージョッキーに限らず、名手・個性派集めてみてもいいかもしれない。それで、「村田兆治は現役でもいけるんじゃないか」と思わせるような南井の剛腕や岡部の位置取りが見られるとしたら、離れていたファンもちょっと戻ろうかって気になるんじゃないか。
 いや、ファン動員なんてJRAが考えればいいこと。こちらは楽しむだけ。それぞれの胸の内にある「あの勝負服」にゾクゾクすればいいだけ。期待してるぜ。
追記:http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=horse&a=20070126-00000001-nks-horse

今でも53キロまでなら乗れるよ(笑い)

 ……とは河内師。頼もしい。しかし、メンバーが揃うかどうかか。なんだったら、世界のダービージョッキーに地方のダービージョッキー呼んだらええねん。マカオダービー勝ったユキオ・オカベも呼んだらええねん。