『ハゲタカ』第三回

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柴田恭兵の顔が良かった。サドンデス入札(ホンマにあるんかいな)中、栗山千明に裏付け情報を流して帰ってきたときの顔だ。男の決断、苦渋、茫然自失、いろいろと含んだ顔だった。
栗山千明松田龍平って、冷静に見ればかなりあくが強いというか、目立つ存在。それがしっくりピースにはまっている。これもすごいな。ちょっと突出しているような面もあるが、それが無くなると単調だ。いい按配。
・しかし、栗山の裏取りってあんなのでいいのか。柴田に直球でぶつけたのは個人的背景あってのことでいいと思うんだけど、岡本信人に直球で答え帰ってくるだろうか。中島唱子赤木春恵を攻めるべきではないのか。
・「金儲けがいけないことですか!」の会見シーンはいきなりここで登場。もうちょっと先かと思っていた。これでドラマ内社会に鷲津さんの名前が知れ渡ったということだろうか。
・柴田さんは銀行を辞めてしまった。そうなのか。次回からどういうポジションになるんだろうか。これも興味深いな。
・バーで出した千円札は夏目漱石。当たり前といえば当たり前で、どんな安いドラマでもこれをしくじることはないだろうけれど、そんなところまでほめたくなってしまうほどの出来なのさ。