たいようのマキバオー第3話を読んだ

前回→id:goldhead:20070402#p4
 やっぱり昨日も週プレ買った。買ってマキバオー読んだ。読んだはいいが、ほかにあまり興味をひかれない。これは困った。いや、困りはしないか。つーか、リリー・フランキー松本人志の人生相談も悪くないか。中国の黄砂は怖いか。キン肉マンは、ほんのちょっと世代がズレてんだよな。でも、キン消しは集めまくったっけ。まあ、立ち読みで済ます気はないのだから、そうとうなイレコミだとはいえよう。
 本題のマキバオーはレースシーン。読みつつ、「ひょっとしてこれは凄い豪脚を?」と思ったが、最後は大外ブン回しての敗北。しかし、ファンは近くで見られてよかった、と。それを聞いていたミドリマキバオーの主戦記者もとい騎手の思いは如何に、っと。十年間どうだったのか語られてはいないが、黒船賞に出るくらいの馬の騎手ということはそれなりの活躍であるだろうし、マキバオーへの思いがとくに屈折しているようでもなく、これは安心か。
 で、ヒノデマキバオーだが、わざと大外ということを勘案したところで、高知の下級条件勝てないようで、上に行く物語になるんだろうか。あるいは、もっと別に原因があったとか?
 となると、かなり露骨なヤラズというか八百長というか。高知競馬という実在舞台にこれもかなりえぐい切り込みよう。そうなると、今回は調教師(騎手の父親だろうか)が出ていたが、馬主の問題だってある。まあ、さすがに名義貸しまでどうこうするつもりはないとは思うが。ってか、ハルウララがモチーフの一つならば、馬主の安西美穂子が出てきてもおかしくはないじゃないか。おうちへ帰ろうか。ディープインパクトハルウララ、両極端な競馬のブーム。この二つに違和感を持つ従来の競馬ファンは少なくなく(断っておくが、俺はあんまり反感ないのですよ、とくに前者は。俺はディープファンではないので複雑ではありますが)、つの丸がどんな競馬を描いてこの二つを飲み込むのか、楽しみなところ。
◆「競馬の敵」id:goldhead:20050112#p2←二年前にハルウララ安西美穂子について書いたもの。だいたい二年も経てば考えの細部は変わるが、これについてはあんまり変わっていないな。たとえば、ばんえい競馬廃止反対の映像で、ちらっと「馬を馬肉にするな」的なものを見たが、そりゃあブーメランみたいにかえってきて、競馬の首を狙うもんだぜ、と思う。とくにばんえい生産は、食肉価値があって成り立ってるでしょうに。