21世紀のエレベータのあり方について考えた

goldhead2007-05-07

 遊園地のジェットコースターでいたましい事故がありました。私など高所が恐ろしくジェットコースターなど考えられません。だが、日常に潜む恐怖について思うことがあるか。死刑台のエレベータがどんなものかは知らないが、エレベータは死刑箱かもしれない。何か吊してるものが切れたら、落ちてみんな死んでしまうんですよ。それなのに、平気な顔して十階、二十階、五十階へと行ったり来たり。外が見えるエレベータを作る、狂気の沙汰です。
 私は、ロープだかそんなもので吊している、あの不安定な構造に問題があると言う。下から太い棒で押したり引いたりすればいいんじゃないでしょうか。吊り下げるのではなく、激しく突き上げるのです。ロープが切れたら落ちて大変だ。しかし、棒が折れても、枠の中でちょっとギギギとなるくらいではないのだろうか。
 だが、問題もある。地下に、ビルと同じ高さの穴があるわけですが、棒が、上に行ったときに、下に隙間ができて、その隙間分一気に落下するのは危なそうだ、ということです。
 どこまでも深く、長い棒というのは安全です。いずれ材料も立派になるので、マントルとかコアとかも突き抜けて、日本のビルはアルゼンチンかブラジルかのビルとエレベータ棒を共有するのがいいです。即ち、日本のビルのエレベーターが登れば、アルゼンチンのエレベーターは下りです。お互いがお互いを譲り合い、譲るの精神。あちらが攻めればこちらは退く、親切の田原坂です。もし、万が一棒が抜けても、タダで地球半周旅行が出来るというわけになって、ロープだかワイヤだかで吊るよりはよいと思った。