横浜開港祭

 土曜日は開港祭を見に、みなとみらいあたりへ。

 ランドマークタワーの展望台、この日に限って、横浜市民及び通勤者に限って300円。普段は1,000円も取るんだぜ。馬鹿と煙はなんとやらで、迷わず登ることにした。こないだ都庁に登ったわけだし(id:goldhead:20070503#p1)、ランドマークは押さえておかなきゃな。でも俺は高所恐怖症でエレベータ嫌い。エレベータで手に汗握ったわ。

 で、やっぱり高いところからの眺めは面白いな。真下を見ればミニチュア世界だし、なんかそこらのビルのふだん見られないところなんかも見られるし。しかし、このヘリポートはなんか落ちそうで怖いな。そういうふうに見える。

 そういえば、我がワンルームアパートの通路からはランドマークが拝める。じゃあ、逆もか? と、目をこらして探す。スタジアムがあって、あおばのビル、高速道路……と、あ、あった!

 いやはや、まさか見つかるとは、大はしゃぎした。ちゃんと不気味に六棟段々に並んでるじゃねえか。こりゃ面白い。

 この日は混み気味だったけど、1,000円、1,000円なんて高値じゃなきゃ、たまに登ってもいいくらいななんだけどな。普段から市民だけは300円にしてくれよ、って、観光客からブーイングか。でも、とりあえず押さえておけてよかったわ。

 そのあと、花火までの間、レジャーシート敷いて待ち。そこで、タケカワユキヒデ登場。これがなんかもう、ぐだぐだで盛り下がり気味(……と、ステージが見えないくらい遠くからは感じた)。どうにもユキヒデ、娘二人連れてきて、それの宣伝&営業トークばっかりしてんだもん。で、とにかくモンキーマジックやれよって感じ。でも、まわりの誰かが言った「一発ヒット持ってるとずっと営業できていいなあ」とかいう声に反して、銀河鉄道999のとか、ビューティフルネームとか、ガンダーラとか、リボルバーの装填数くらいは持ち玉があるのだった。

 でも俺、トイレの行列に並んでて聞いたんだけどね。仮設トイレが男性八基、女性八基で、けっこうな行列もさばけそう、と、遠目に見えて、軽い気持ちで来たんだけど、なんと男性は八基中六基が使用停止。そばで役人(?)が携帯で話してたんだけど、なんかもう一杯だから、ここ以外に誘導してくれ、みたいな。こりゃあ地獄だったな。女性の方はほとんどが生きてて、珍しく男性の方が回転率低かった。トイレは多すぎて困ることはない。演出や飾り減らしていいから、トイレ増やせ。帰るころには日が落ちて、携帯もついつい置いてきて連絡も取れず、迷子になりそうになったしな。

 で、花火は花火。そりゃあ夏のどっかの花火大会に比べりゃ規模も数もたいしたことないけれど、やっぱり花火はいいよ。そんで、その分補おうかと、音楽とレーザーライト、そしていきなりの火炎放射と、なんかやろうって意気込みは買うね。ただ、ステージ正面とかじゃないと、花火見て、そっち見て、と一体感はないけどな。

 けれど、一番目立っていたというか、存在感を示していたのは、なんとお月さまだった。なんかステージの方にぼんやりと赤い玉が見える。「あれ、月かしら」、「でも、大きすぎない?」みたいな感じで、まわりでもざわざわと話題になるくらい。演出家の狙いだったらたいしたもんだが。


 そんなこんなで、まあ、他にもいろいろ見たけど、こんなところで。