最近の食生活ぐるぐる

 「今月はエンゲル係数&ガス代気にしない月間」と定めて、好きなように食材を買って、好きなだけ火を通している。……と言い切りたいのだが、俺には強力な強力な安全装置が仕込まれていて、端から見れば「100g100円以上の肉に見向きもせず、特売100円塩鮭以外の魚介類も買わず、なにが好きなように、だ」ということになろう。

●味噌汁。じつのところ、まったくもって、あの本(id:goldhead:20070601#p2)の影響下にあるのが悔しい。とはいえ、なぜか食品館あおば元町店の味噌コーナーが充実している(解説ポップ付き)のに出くわして、ううむとうなってなんかだしの入ってない味噌買ったりして、その上、鰹節と煮干し(無添加!)とか買って、朝に煮干しの頭とはらわたとって水に浸して家を出たりしてるんだぜ。気持ち悪い独身男。で、はらわたはともかく、頭は捨てるとかわいそうなので袋の中に戻している。今度、頭だけでだしをとった味噌汁を作るつもり。レクター教授もびびる。味噌は最初白っぽいので、次に赤めなのを買った。両者に重ね合わせる時期があれば、あわせのアレンジもあったろうが、冷蔵庫事情が許さない。常温でもいいのかもしれないが、どうも俺の部屋は俺のいない時間帯に高温に達しているような気配があるので。だしの方は合わせたりもする。こんど昆布を買うつもり。具はいろいろだ。わかめも乾燥カットわかめじゃないぜ、生わかめの塩漬けのやつだ。どうせ水で戻すのは一緒じゃないか、ということだ。値段だって変わらない。でも、カットが好まれるのは、カットされているからだと聞いた。そうか、気づかなかった。俺はズルズル食っていたか? 聞いてから切るようになった。だしがうまくとれているのかよくわからない。ただ、まずいとは思わない。

●カボチャの煮物。そうだ、カボチャの煮物を作ろう、となって、ケータイでレシピ探し。たまたま上の方に出てきたのが、ごま油で最初に炒めるという作り方。ごま油あったので、分量もそのままにやってみたらうまくできた。それ以来、そのやり方で作っている。カボチャはニュージーランド産のが安いが、たまたま特売で国産のが安いときにそっち買ってみたら、国産の方がずいぶん甘いような気がする。カボチャカレーのときも、甘みを求めて国産でやってもいいかもしれない。

●ホイル焼き。塩鮭を使う。ホイルにバター塗ったくって、ローレル置いて、胡椒、この胡椒がだな、SBかなんかのだけれど、がりがりやってやるやつだぜ、面倒だ、それをやって、魚置いてな、魚がだな、俺は冷凍してしまうので、いったんレンジで解凍するが、ついついやりすぎて、ホイル加熱不要なくらいかもしれない、それを置いて、野菜置いて、その野菜がだな、パクチーにしてみてアジアっぽくしたりしてんだぜ、あと、ニンニク、ショウガ、ローズマリーとかな、で、キノコ類とかな、で、酒かワイン、俺に買われた酒かワインは、果たして自分が飲用なのか料理用なのかわからなくなっているだろう、それをふったりしてな、で、テフロンフライパンに置いて火ぃつけて蓋すりゃいいんだから、楽しいものだ。

……えーと、まあ、あと、いろいろ。今月のガス代および財布の中身によっては、すぐに終わる。でも、夏の方が、シャワーに使うガス代も少ないし、料理で湯を沸かすにも早い。冬→できるだけ火をつかわない。夏→火を使う。という逆転の発想がいいかもしれん。冬こそお好み焼きで過ごす。それがいいのかもしれん。