最近、「憂鬱な昨日に猫パンチ 不安な明日に猫キック」のこちら(http://spica.tdiary.net/20070528.html#p06)を読んで、「レシートブロック」なる言葉を知った。ちょっと調べてみる……ええー、あれはブロックだったの!
俺は常日頃のレジ行為において、レシートの上に小銭をのせるのは、よくできた店員、手練れの店員として好感を抱いていたのだ(レジ人の老若男女問わず)。だって、間に紙があれば、物体的には決して清潔とはいえない小銭にいきなり直接触れずにすむし、紙の上をするりとすべらせて財布にも入れやすい。さらに手練れとなると、レシートで小銭を少し包み込むようにして、下手にばらけるのを防止する効果がある。先に小銭を渡して、後からレシートとなると、「順番逆や!」と思う。さらに、スーパーやコンビニで「釣りはいらねえ!」ということはまずないが、レシート不要のことはおおいにあって、「このレシート受け取るのか? 受け取らないのか?」的空気が発生し、余計なコミュニケーションと、それに付随する逡巡と向き合わねばならないではないか。まったく。でも、実はブロック。ボーク日本記録。
しかし、逆に考えてみるんだ、ジョジョ。ビーポジティブにだ。だったら、今まで、「手練れじゃないな」とか思ってたレジ人には、ブロックされていなかったということだ。支払い後に「レシートどうしますか?」的な感じのあの女性店員は、「毎週金曜日に東スポを買うこの男はレシートを受け取らない」、あるいは「毎週金曜日に東スポを買うような男はレシートを受け取らない」と思ってるだけかもしれない(あんまりポジティブじゃないな)。つーか、レシートブロック存在論から考えると、俺はチャイニーズガールズら(id:goldhead:20070528#p6)にあんまり悪く思われていないという感触はあるような気がしないでもない。でも、上の記事やそのリンクから、店員と客のそういうのがある程度めずらしくなく存在するらしいということ自体にも軽くショックを受けた(フィクションやブログの中の出来事だと思ってた)ような人間がどう思おうと、何にも発展はなく、被愛妄想、否、被無嫌悪妄想を抱いて安心したがるくらいのものだけれども。まあともかくレッツ日中友好、やめようブロック、電子マネー推進。