想像もつかないような話は大好きだよ

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070619-215074.html

 南米チリに滞在し、ペルーへの引き渡し審理のため自宅軟禁下にあるフジモリ元ペルー大統領(68)に対し、日本の国民新党は18日、参院選比例代表公認候補として出馬するよう正式要請した。同党関係者が明らかにした。元大統領は明確な回答を避けたとみられ、同党側は説得を続ける方針。

 選挙となるとあれやこれやの有名人の名が取りざたされるけれども、多くの場合「見え見えだった」〜「ちょっと驚いた」くらいの幅の中に入るもの。ところがここで出てきた名前、アルベルト・フジモリ、「かなり驚いた」。
 なるほど、二重国籍といえども、日本国籍の所有者、立候補の要件を満たしているということなのか。それにしても、元は一国の国家元首、それが他国の国会議員になるなんてのは、まあまるで想像できない。野球や競馬で「○○が××に就任する、移籍するようなもの」とか例えたいところだけれども、それすら思いつかない。こいつは参ったな。
 と、勝手に参ってしまったが、まだ立候補の意志を表明したわけでもないし、事情が許すかどうかもわからんわけだ。でも、正直、なんか、その光景を見てみたいように思う。ただ、ペルー国民、親フジモリ派も反フジモリ派もフジモリ無関心層が、その光景を果たしてどんな思いで見るのか、それもまた気になるところではあるけれど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%B8%E3%83%A2%E3%83%AA
→バルガス=リョサを破って大統領になったのか。知らなかったな。リョサはアンソロジーで短編読んだくらいだったかな。今度おさえてみよう。