アンナミラーズにはじめて行ったです

http://www.imuraya.co.jp/annamillers/
 アンミラっていつ知ったのかわかんないけど、ともかくエロい制服のファミレスがあるらしいってことは、思春期の健全な少年を刺激してやまないのかもしれなかった。十年以上の歳月が流れ、ボクは体も心も大人になって、アンミラはどこにあるのかよくわからないのだった(アンミラ的なものは性的に幾度も消費してきたかもしれないけど、それは秘密なのだった)。けれど、みなとみらいの地下んところにあるよなって気づいて、いつか行こうと思っていたのだけれど、いつかエロい制服を拝もうと思っていたのだけど、なんか高いし、同行する女性がごってりなもの苦手だし、なかなかその門はくぐれない。
 しかし、ふとウィキペディアなどを見ると、もはや現存店舖は3店。残されたときは少ないのかもしれないとか言える。行こう、押さえておこう、ということで、行ってみた。それで、何というか、ボクは、想像以上の生足具合や、乳のところがそんなことになっていていいのか具合や、「ご主人様」って言ってもらいたいとかいうアニメ声っぷりにクラクラきてしまったという(「学芸会みたい」と辛辣なことをささやかれたのですが、ボクは曖昧にごまかすばかりです)。
 メニューにもくらくら来て、ドリンクバー全盛のご時世に、ドリンク類550円超は冒険の領域。おかわり自由のコーヒーを頼んだ。飯は、私は、ダッチバーガー、同行者はサンドイッチの何かだった。コーヒーは、足のある変なので来たが、安定していて面白いし、子どももこぼしにくいかもしれないのだった。
 子ども、そうだ、客層。制服を目当てにする不埒な悪行三昧はボクなどのことであって、どうも家族連れが多いようであって、男連れのみというのはおらないであって、もしも自分も男連れであったら、なにかもう赤くなってしまうような気がしたのです。というか、この、もう、コスプレ文化圏大成立時代に、いまさらアンミラもないじゃんって街の声。ボクはそういったものの、最後の使者なのです。思ったより安っぽい、ピンク色、その他の色、足、足下はスニーカー。スニーカーには凄みがあって、使い込まれた労働者のスニーカーだとしても。
 肝心の食料は、このハンバーガーはナイフとフォークで食うのですか? と聞けないシャイボーイなので、どっちつかずなのです。ハンバーガーとしてもしゃもしゃ食せばボリューム感ありますが、刻んで食うのはいかがなものかといった。コーヒーは三杯くらいおかわりして、元は取ったとか取らないとか。そんなことじゃない、ロマン、男のロマン、グレートローマン、ボナンザーローマン。ボクは経験に満たされて、晴れて店を出て胃がもたれる。