東西24戦購入

 土曜の夜、一人会社に残って競馬の検討。ネットで拾った血統色分け出馬表、爆血馬ミニブック、そして東スポ。印つけたり、ネットで血統検索したり(そこそこの種牡馬の父の父がわからなくっていた。ゲームでも買うか?)。気づいてみれば深夜三時。いや、こんなに勉強したのはいつ以来だろう? いや、こんなに勉強したことはなかった。
 そして、朝。予習もしてあるし、東西第一レースから購入開始。ラジオは東。西は朝一気に昼まで、そして昼頃最終まで購入。あとは東、順を追いながら。
 ……と、やはりメーン前までにマイナス。ここは一気に取り返さねばと東のメーン。爆血馬でいけばカイシュウタキオンっぽいが、なんか一歩足りなさそうな気がする。なにか、一発逆転……と、そこでマッハジュウクン。ここはコジーンっぽい硬質の差しが炸裂する! ……と、単バンバン、複チョイ、馬連手広く購入。津村明秀はそつなく乗れる印象。外枠から揉まれずに脚を溜めれば……。
 ……と、逃げるんかい! トップオブツヨシのハナを奪うとは! でもいい、そのまま行ってくれ……!
 ……と、なんだよワイルドファイアー。つーか、津村差し返せよ!(やつあたり)
 ……と、いうわけで、ワイルドファイアー抜け。携帯で11994の後に相手馬番入れていくとき、単に9歳馬というだけでスルーした手触りが甦る。前々走2着、最近の高齢馬は昔と違うぜー。ああ、馬連6万馬券を取りこぼした。指の間から流れていった。せめてワイド流しにしておけば、カイシュウタキオン相手で利益が出たのに。くそ、俺の無駄な絞り癖! ここまでマッハジュウクンに人気がないなら、総流しでもいい! 総流しじゃなくても、ワイルドファイアーは拾えたはず!
 ……と、茫然自失して最終レース。阿呆な俺はデストラメンテでもう一回コジーン勝負。こいつは新潟で儲けさせてもらった(←悪い成功の記憶の活かし方)。東スポも本紙とその上に◎。一発頼む……と、ブービー
 でも、西の最終はなんか馬連とか拾って(こっちは爆血馬とその同父押さえ)、結果ちょいマイナ。全レース買った割にはなんとかなった。ということで、やっぱりその、レースに入るとっかかりとしては爆血馬狙撃術は役に立つ。なにか足がかりがなければ、全く馴染みのない西の午前中なんて、とてもじゃないが手を出せない(手を出すのが正しいのかどうかというのは置いておいて)、とっかかり、足がかり、それでバンバン買って、血統のイメージを身に染み込ませていく。とりあえずはこれで行こう。つーか、十年競馬やって、東西全レース買ったなんてはじめてだ。博打としては誤りだろうが、いや、今は受験生の心持ちでやっていく。それで行くしかない。