忌野清志郎の復活

goldhead2008-02-07

 一昨年の七月か。自分は忌野のファンといえるかどうかあやしいものだけれども、やはり気になってしまう存在。がんの場所が場所だっただけに、復活と聞いても少し心配。しかし、テレビでライブの様子を見るに、超かっこよかったのでオッケーという感じ。以前と比べてどうだというのはわからんけど、かっこよかったのでオッケーだ。
 しかしなんつーか、最近のロックバンドとは何か違うよな。ごてごてのメイクだろうか、ドンドンとリズムを取る足、腰の振り、違うよな。そして何より、歌そのもの。歌い上げるbabyという相手の実に具体的な、形ある、魂の入った感じ。観念的でなく、血と肉のある関係という感じ。まあ音楽やロックについて何か語れるほど知らないのだけれど、俺はそう感じた。そしてまた、俺は観念的で血と肉の感じられない、うすぼんやりとしたオブラートに包まれたような音楽も、好きなのだけれども。