いくら朝青龍が嫌いでも「障がい者」扱いはないのではないか

朝青龍が暴言「死ね!このヤロー!」

http://www.nikkansports.com/sports/sumo/p-sp-tp3-20080226-327537.html

 朝青龍と日刊スポーツといえば、朝青龍と内舘牧子よりも深い因縁がある関係だろう。そんな日刊スポーツに格好のエサを与えてしまった朝青龍、失策だ。とはいえ、朝青龍にはヒールとしての魅力があって、横綱審議委員会上等、マスコミ上等、オラエー、の姿勢でいてもらいたい。逆に、マスコミがそこそこ敵視しているくらいの方がいいかもしれない。しかし、しかしだ、この記事の下に小谷野俊哉という記者のブログが表示されていて、開けばこんな記述。

この人は・・・
「学習障がい」だな・・・

http://sns.nikkansports.com/users/t_koyano/diary/show/42239

 って、これはいくらなんでもないんじゃないだろうか。これは記者個人の記したものとはいえ、新聞社の管理するサイト内での記名記事。人を「学習障がい」呼ばわりっつうのはどうか。せめてなんか論だの芸だのがありゃあいいが、それもまったくなし。たったこれだけの言い切り。
 だいたい、「障がい」なんて気をつかうようなそぶり(あるいは新聞社の用字)を見せておきながら、単なる罵倒としてしか使っていない。これは「学習障がい」の子やその関係者に著しく配慮を欠くことのように思える。
wikipedia:学習障害
 いや、別に障碍者(などと俺も気を使うそぶり)の代弁者、正義の代弁者ぶるつもりはない。しかし、「死ね! このヤロー!」暴言をあげつらう側がそれでどうなのってことだ。いくらなんでもそれはないんじゃねえのって。せいぜい「死ね! このヤロー!」ってマスコミが言われてむかついたんなら、「なんだ! バカヤロー! バク転してみろ、デブ!」くらいの反論にしておけばいいのに。 
 ……と、俺が気に掛けるのも、スポーツ紙の中では日刊スポーツをひいきしているからであって、ちょーっとなんとかしてほしいと思ったのであった。