流れよわが涙、と女性タレント(19)は言った

 写真集の出版を理由とした退学処分は無効だとして、女性タレント(19)が桐朋女子高校(東京都調布市)を運営する桐朋学園を相手取り、処分の無効確認を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁八王子支部であった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000026-yom-soci

wikipedia:桐朋女子中学校・高等学校
 世の中には芸能人が多くて名を売ってる高校もあるのに、なかなか硬派な学校だ。調べてみれば音楽科などがあって、それゆえに逆に芸能と遠ざけたい、厳しくいきたいというところもあるのだろう。
 さて、小泉麻耶さんのケース。事前に学校側が「芸能活動の禁止」を周知させていたというのが本当ならば、なかなか彼女の言い分は通らないように思える。裁判官だって、気持ちは理解しても法の判断をねじ曲げるわけにはいかないだろう。
 ……と、ここで終わっていいのだろうか。「わがままで馬鹿な小娘だな」とか、「どうせ話題づくりだろ」で終わらせていいのだろうか。もうちょっと一歩退いて見ることも必要ではないのか。たとえば、そもそも学校が芸能活動を禁止するというのは是か非かという話である。ルール自体を問うて見る必要があるのではないか。さらに一歩下がって二歩下がる姿勢が大切。なにせ賢そうに見える。
 とすれば、たとえば18歳くらいの巨乳女子が人前で乳帯などの布きれで申し訳程度に裸体を隠した露わな姿をさらして好色的な写真撮影をし、世の中の巨乳水着女子好きが主に自慰目的でその写真集にカネを出すという産業構造は正しいのか、という疑問も生まれる。その疑問について私は、正直乳首すら見えていない写真集に金を出すメンタリティはいまいち理解できないが、世の中にはグラビア写真集があった方が世の中にグラビア写真集があるくらいの世の中という意味で世の中にはグラビア写真集があった方がいいと思うのである。ヴォルテールも真っ青のフリーダム、そしてクライ。
 要するに俺がいいたいのは、18歳以上の女性、高校生、高校留年生、あるいはその目的のために夜間や定時制に入学させた女性をアダルトヴィデオに出演させ、学校を退学になって裁判などおこし、それが東スポの一面(男センでは弱い)などを飾れば話題作りになるから、18歳以上の女性、高校生、高校留年生、あるいはその目的のために夜間や定時制に入学させた女性をアダルトヴィデオに出演させるような手法が現れたらどうするのだろうという深い懸念なのだが、現役スチュワーデスものがそこそこ本当だったという事実(華航前日籍空姐 在職時拍A片……由於空姐一直是男人性幻想的首要對象!……なの?俺、飛行機に縁がないから興味ないわ)などがすでにあって、だからなんだというつまらなさであって、過激さを狙って「じゃあ現役中学生だ!」と行ってしまったら完全ギルティなので要注意なのであって、なんでか全然賢そうに見えない自分が不思議でならないのである。