真っ赤なカーネル・サンダースはなんでこんなに怖いんだぜ

那覇・KFC久茂地店に「真っ赤な」カーネル像−「赤い辛さ」をアピール

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080704-00000000-hsk_nh-oki

 「赤い辛さ」というより、「血染め」という印象しか受けないのはなぜだろうか。マスコットキャラクタには、どこかそういうところがある。マクドナルドのドナルドなんて最たるものだ。Googleのイメージ検索で「ドナルド」とでも「Ronald McDonald」とでも入れてみればいい。ドナルドと友だちになるくらいなら、ハンバーグラーと仲良くなりたいだろう? 俺はグリマスの小さな景品の縫いぐるみが、大のお気に入りだった。ビッグマックポリス? なんだねそれは。
 まあ、そういうわけで、どこかしら怖さや影、闇の顔がありそうなところがいいのかもしれない。くいだおれ太郎にしても、どこかホラーの要素があるでしょう。ポピュラーであるものこそ、ダーティさを秘めているべきなのだ。
 さて、昨今の、あの連中はどうだ。ひこにゃんに闇があるか。とつか再開発くんに血染めが似合うか。どうにもしまりがない。ドナルドの覚悟がない。サンダース大佐の威厳がない。それでいいのかと思う。せんとくん? あいつは別の箱に入れておけ。しかし、家で飼うとすればひこにゃんの方がよく、ドナルドなど飼ってはどうなったものかわからない。ワンルームのアパートでは気詰まりしてしまう。そのあたりをマクドナルドはどう考えているのか。持ち帰りのさい、「紙袋でけっこうですか?」と言うようになった、そういう話をしているのではないのだ。