よかった、母親のセックスで成績の上がった子はいなかったんだ

○日本の母親はセックスで息子の成績を上げる、という大きな日本語の説明がついています

http://2channel2.blog32.fc2.com/blog-entry-286.html

 気づいたら今まで触れていなかった毎日新聞WAIWAI問題。ここに来て、わざわざかつてのMDN紙面まで掘り返されるような自体となり、その追及には驚くばかり。しかし、このリンク先のまとめは、少し強引なような気もする。とはいえ、あらためて毎日の検証と比べると腑に落ちないところも出てくる。

また、英字紙時代のMDN読者は、主に日本在住の外国人で、「WaiWai」に利用された雑誌がどのようなものか、あるいは毎日新聞がどのような新聞かある程度分かっている人々だった。

http://www.mainichi.co.jp/20080720/0720_01.html

 毎日新聞にとっては、毎日新聞がこのような新聞、すなわち三文ポルノ文(一般紙が載せるには少し逸脱が過ぎないだろうか。たとえば、子供には読ませられないように見える。「軟らかい読み物」というより以下略)を堂々と掲載するものという認識があったのか。だとすれば、はたして「日本の一流紙なのに」などというのは、毎日にとって言いがかりだったかもしれない。実話ナックルズと同じ枠に入れてくれ、そういう思いかもしれない。

 MDNが紙だった時代の「WaiWai」にも性に関する話題は掲載され、担当する外国人編集者が表現を和らげるよう指摘することもあった。担当記者も「編集者はバランスが取れている人で、あまりバカなことは書けなかった。ボツになった原稿もたくさんある」と話す。

http://www.mainichi.co.jp/20080720/0720_02.html

 これはボツにならなかった。もしも和らいでこれだったら、ボツ原稿はアサヒ芸能を凌駕するものだったに違いない。
 
 ……というわけで、このあたりについては、どうも説明と食い違ってるんじゃねえのかという気はする。もしそうでないというのならば、MDNはエロ記事欄を擁する夕刊タブロイドの仲間であったか、「日本の母親はセックスで息子の成績を上げる」の内容は、一般紙に掲載される程度の、ちょっとしたお色気記事もしくは真面目に日本の現状を伝える記事だったと強弁するしかないだろう。
 ……いや、この記事の内容はそうだよな? ちょっときついよな? 競馬のために土日だけ東スポを購読するインテリの俺がそう感じたのだから、たぶん、ずれてはないと思うが……。
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 いや、俺は真面目に毎日新聞について語るつもりなんてなかった。「日本の母親はセックスで息子の成績を上げる」についてだ。この英字新聞記事は1997/10/5に掲載されたもののよう。その元ネタとなるアサヒ芸能も、その少し前のもの。でも、この受験生+母親って変態妄想はもっともっと古くからある、おそらく受験戦争なる言葉が生まれた前後には存在したものではないかと思う。その根拠として、実家にあった古い四コマ漫画本(おそらくサラリーマン向け週刊誌に連載されていたもの)の中に、確かにそのネタがあった。実家が無くなったときにどこかに行ってしまい、手元にソースとして提示できないので名は書かないが。
 そういうわけで、そんな昔からあったネタで本(『いま、教室で―人妻たちのあぶない受験』)を書いてしまったユキオ・シバガキこと柴垣行雄、それを取りあげたアサ芸、ここまでは愛すべきエロバカだ。俺は下品な話題が大好きだ。だから、彼らに何か追及の手が伸びる(「そもそもお前がそんなこと書くから!」と)ことは無いように願う。でも、なんかそういう気配はいっさいないみたいだから、杞憂だろうか。あと、小見出しはいい加減につけたけど、「俺は上がったぞ!」って人が見てたらごめんなさい。