セマンティックが止まらない

 自分の自動化。秋―田村隆一―詩―別の詩人……。あるいは秋―田村隆一田村隆一の冬の詩―……。三次元的、意味、結合、重重帝網の連鎖、照応。可視化。客体として私の自分の書いた物が意味づけされ、関連づけされ、可視化される。そのことはある種のウエッブサービスが実現している自動化、可視化。それよりこちら側のこと。客体化以前。可視化される私自身を私が視る主体そのままにしてそのものを視る。可視、可聴、可触そのままの私がネットワークの結び目であり、宝珠でありなおかつネットワークの全てでありネットワークのすべてはひとつの宝珠に照応されるということ。そのままのあるということが、そのままにして世界そのものであるということ。色は色で無く、無音の音あり。咄。