地球が消し飛ぶんじゃないの?

金融危機に端を発した世界同時株安の流れが止まらない。10日の午前の東京株式市場は、日経平均株価が一時下げ幅が1000円を超えて暴落、平成15年6月26日以来、約5年3カ月ぶりに9000円を割り込んだ。午前終値は前日終値比974円12銭安の8183円37銭と7営業日続落した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000523-san-bus_all

 地球は消し飛ばないにしても、これって大恐慌じゃないの? よくわからない。しかし、去年の秋にちょぼちょぼプチ株と投資信託などはじめてみたわけだけれども、日経平均が一万円を割って、さらに八千円前半になるなんてのは想像もしなかった。
 ……とか、余裕こけるの? 黒岩先生こんなになっちゃったよ。

 いや、そこはもう競馬狂の強みというやつで、買った瞬間寺銭を25%取られて、なおかつすぐに0円に化ける馬券を買い続けてきた人間。株も投信も、買った瞬間に紙くずと見なせる。そしてもちろん、生活費とは別にして(その生活費がすごいピンチだった瞬間があるのは内緒)、もう関係ないところにある、という心持ちなのだ。
 なのだ、が。ただ、やはりその含み損というのを見ると、お前、これはお前の馬券負け額の●●ヶ月分くらいじゃないのか? などと。まあ、ええことよ。まだ、これは紙くずではない。馬がゴールして、確定の赤ランプがともったわけではない。ゴールは来ないのだ。資本主義や自由主義経済が無くならない限り。……いや、馬(会社)が競走中止しない限り……。でも、するよね、落馬。
 というわけで、なんともそわそわ。ニュースなど見ていても、なんとなく腑に落ちないことが多い。どの辺にっていえば、たとえばノーベル賞角界の問題も興味がないわけではないのだけれど、今はそんな時かと。もう、ニュースの枠一杯金融危機について速報、解説すべきなんじゃないのかね。でも、そういうのってますますパニックを誘引するのかね。そうだ、こうしてこの実体はあるのだから、日々できうる限りの実体経済を行うのがわれわれの使命か。否か。それとも、何か買い溜めでもして、終末に備えるか?