わくわく広場について

 日曜の朝、がっちりマンデー(なんで日曜なのにマンデーなのかよく知らない)を見ていたら、タカヨシという会社の運営する、わくわく広場なるお店が紹介されていた。いわく、場所貸しであって、大型農産物直売所というこであって、農家の人が勝手に商品となる野菜なんかを持ってきて、勝手に値段を付けて、売れ残ったら持って帰るという。レジはこの会社がやって、約2割を取るという。仕入れの手間と在庫のリスクを負わず、農家の方も自分の好きな値段で売れる。消費者は、新鮮な野菜が安く手に入る。農産物以外にも商店街のパン屋さんや惣菜屋さんが品を出しており、彼らもここで材料を仕入れる、云々。
 ……なんだかわからんが、非常にすばらしい仕組みに思えた。地方のスーパーマーケットがどうなっているのか、消費者がどこから野菜を買うか知らんが、そこら辺で作ったものが、そこらのスーパーみたいなもので買えれば、なんというかリーズナブルだ。そうやって、なんかみんなが作ったもんを持ち寄って、それがマーケットの本来の姿じゃねえのか、みたいな。なんか、いいことづくめじゃね、と。
 と、しかし、まあ、そうでない点もあるから、世の中そうでない流通、小売りのシステムが完成されているのだろう。だいたい、これ、都会だったら成り立たん。農家のおっさん、すごい時間かけて持って来なきゃいけない。量も足りないかもしれない。あとは、安定供給とか、そのあたりとか、まあ、いろいろ問題があるのだろう。でも、なんか、いいな、面白いな、ここで買い物してみてえなって、そう思った。でも、神奈川県にも店舗あるけど、二宮や南足柄、伊勢原、秦野の方であって、ここらあたりではとてもじゃねえが、無理だろう。残念だ。