フィギュアスケートの非スポーツ的側面についての戯れ言

 上の写真を見てもらいたい。リンクの上で練習する安藤美姫と金姸児である。この映像や画像を見ると、「ちょっとフィギュアスケートでも(いやらしい目で)見てみるか」という気が起こるのは仕方ないことであると言えよう。しかし、次の画像を見てもらいたい。

 本番で演技する安藤美姫と金姸児である。この映像や画像を見ると「やっぱりフィギュアは(いやらしい意味で)興味ないな」などと思わずにはおられない。
 それはなぜか。言うまでもない、衣装である。本番の衣装のいかにも生肌に見せようとする生地である。これがよくないと言える。一見生肌かと思わせて、裏切られる少年の心。そして、連想されるババシャツの五文字……。wikipedia:フィギュアスケートにはこうある。

露出を避けるために(レギュレーションに加え、リンク内は氷が張られているので非常に寒い)、肌の色に近い生地を用いて、見掛け上ワンショルダーや露出の多い服装に見えるような工夫も見られる。

 なんですか、その工夫は。もしも競技性を重視するのであれば、露出を多くする(ように見せる)工夫なんてものは必要ないでしょう。もしも見せても、それが競技上必要な演出であるというのなら、生にしなさいよ。寒いっつっても、練習のときは肌着着てないじゃないですか、と。
 ……と、おそらく今さら何をというところの話だけれども、こういう風に思い始めて十数年、この冬にそれを述べて何が悪いか。