ジャパンカップ2008回顧

 レース前になって、体の具合がおかしいことに気づいた。なんか心拍数が上がって、変な汗をかいて、絨毯をかきむしって、テレビの画面を直視できない、これって恋? 否、ひさびさに馬券を買ったのだ。いや、馬券ならお前に言われんでもたくさん買っている、そういう意味じゃなくって、「ああ、馬券を買ってしまった」という、なんというか、要するに、けっこうひさびさに突っ込んだという、そういうこと。
 それで、まあ、なんというか、オウケン、オウケンなんとか、直線ちょっともたついた、というか、ごちゃついた、というか、若さを見せた、というか、このキャリアでこの面子にここまでやれたら上出来、なんだろうけども。ああ、言ったところでしゃあないけれど、スクリーンヒーローと逆やねん。あの、スクリーンの感じで、オウケンブルースリが勝つと、そうすれば、俺の想像通りだった。まあ、オウケンならびにディープスカイがとくに弱い世代の弱いトップというわけではない、というところははっきりしただろうか。つーか、今回も弱い弱いと言われ続けた現四歳世代牡馬が勝ったんで、世代レベルというのもいまいちわかりゃせんけれども。
 まー、ともかく、来週からは安全運転というか、暖機運転、もうちょっと撤退戦という方向で行きます。さようなら府中開催。

追記______________________

 東京競馬場で30日に行われたジャパンカップの馬券売り上げは221億6585万7600円で、前年比5.4%増だった。同日の入場者数も10万7904人で、同4.2%増。3世代にわたる日本ダービー馬の出走などで注目された。 

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=horse&a=20081130-00000093-jij-spo

 世の中には俺のように間違った道へ進んでしまった人が少なからずいたようだ……。まあ、興味をそそるレースがあって、応援したくなる馬がいて、それで売上が上がるんならけっこうなことよ。
 あと、唐突に、有馬記念メイショウサムソン石橋守だったら、有馬名物(もう古い?)の“復活”キーワードにぴったりだと思いついたが、さあどうだろうか。寒いの苦手か?