成人の日に思う

 今日は1月12日なのですが、成人の日ということでありまして、桜木町やみなとみらい、関内の駅にもおおぜい晴れ着姿のお嬢さんたちがおりました。一方で、男子諸君の方は、だいたい黒っぽいスーツ姿の人が多く、あまり目立たないのでしたね。
 しかし、若いお嬢さんの晴れ着姿はどうでしょうか。正直、わたしにはピンとこない。「ははあ、現代っ子たちの化粧や物腰が、和服に合わないとかそういう話だな」と思うかたもおられるだろう。しかし、そんな話ではない。とくに晴れ着にはピンとこない。性的な意味でだ。
 じゃあお前は何にピンと来るのか、といえば、たとえば晴れ着と反対の存在ともいえるリクルートスーツ姿の女子大生、就活活動する姿などとてもいいと思う。なんとなく慣れないふうに、不安と期待やや不安多めで、自分を押し込めているような、そんな大人の階段のぼる君、というあたりだ。わからんか。白と黒だ。そういう意味で、新人OLもののアダルト・ヴィデオなどで、ドン・キホーテかどこかで売ってるパーティ・グッズのようなショッキング・ピンクの制服を着せるようなやつは、頭が腐ってると思う。ダイエーでもヨーカドーでもいいから、そこらで買ってきて、地味な服着せろバカと言いたい。バカばっかりで生きているのも嫌になる。
 つーかよー、今時の新成人なんて、やりまくってんだろ、わかってんだぞ、やりまくってんだぞ。知ってるぞ。俺は中高一貫男子校だったから知ってるんだ、共学なんてやりまくりなんだろ、ええ、言ってみろバカ、上の口でも下の口でもいいぞ、オラ、てめー、今から行くのか、ああ? ラブホ行くのかって言ってるんだよ、てめー、晴れ着、コラ、あー、ギャー、ギャー、あーうーあーうー、聞こえな〜い、なーんにも聞こえな〜い! うらやましくなんてな〜い!
 大人の世界へようこそ君たち。
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