2004年11月
「やめてくださいよ!殺すぞ。ムカつくんじゃ!」
http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20050221#p5
2007年2月
「すみません、フラッシュやめてもらっていいですか」
http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20070221#p3
「フラッシュやめて」
「フラッシュ、見えないので」
2009年1月
ブルペンで一心不乱に投げ込むダルビッシュが、その手を休めた。そして視線の先を前方の捕手から横へ移動させ、威圧するように言葉を発した。「携帯の写真やめて。集中できない」。携帯電話で写真を撮ろうとするファンを一喝。その瞬間、ブルペンの空気が凍り付いた。
http://www.daily.co.jp/baseball/2009/01/29/0001676404.shtml
……「携帯の写真やめて。集中できない」の二言で、ブルペンの空気を凍りつかせた。ダルビッシュ有、まことに成長したものである。多少汚い言葉を使わねばならない段階からはじまり、丁寧に呼びかけ、ついには三言不要の二言一喝である。おそらく来年には一言「黙れ」で済むだろうし、その次は無言の威圧感で非礼なフラッシュや携帯を封じ込めるだろう。
だが、ちょっと待ってほしい。はたしてそれでいいのだろうか。決して優等生ではないダルビッシュ。むしろ、お約束で切れさせることによって、それを奮発のバネとして、ここ数年の大成功があったのではないか。ブルペンでボケを待っているのに、つっこめないとしたら……。ひょっとすると、そのシーズンの活躍が期待できないかもしれない。それは日本球界にとって損失である。マジギレさせない程度に、ちょっとダルを怒らしてしまっていいですか。いや、やめて、怒らせたら本当に怖そうなので。
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