働きたくない極致

 俺の働きたくなさなんてのは、本当に働きたくないから働いていない人に比べればたいしたことはないだろうが、俺は俺なりに働きながら働きたくなのであって、それはそれなり俺の中で大きいものなのであるが、一方で働かなくてはならない中で働きたくなさにえさをやるのも悪くないのであって、それなり、なるようになるなりの中のことから一歩も出る気はないわけであって、逆にいえば踏ん切り、飛び出し、そんなものは働きたくなさの逆方向にあるんじゃないかと思うような気もするわけであって、要するになんというか、連休ボケとかいう言葉で表現すれば簡単なのだろうけれども、とてつもなく、ここのところ、勤労意欲というか、もとから意欲なんかないが、適当にこなせることもこなせず、ぐだぐだとネットの海を漂うこと長時間、もうしかし、なんというか暑いし、やってらんない気分増大ということで、この気持ちを、余すところなく、ここにこう書き留めておいて、一週間後くらいに、俺は働きたくないとやっぱり思ったときに見返してみて、ああ、あのときの俺、俺はかなりきていたな、さて、そのときの俺はどうなんだ、一週間後くらいにこれを見返す俺?