武豊騎手は自身の騎乗について「へたでした。きょうは馬をほめて下さい」と牝馬最多のGI6勝目を挙げた彼女を称賛。
http://www.sanspo.com/keiba/news/090608/kba0906080509011-n1.htm
ダビスタとかで、前が詰まって詰まって、もうしょうがないかというのが、最後の最後にびゅーんって伸びて勝つような、そんなシーンだったな、ウオッカの安田記念は。俺、辻堂か茅ヶ崎のコンビニの駐車場で、ワンセグで見てたんだけれども、思わず「うおー」ってつぶやいちゃったよ。
ゲームの馬ならばさ、なんかわからんけれども、脚の残り具合のパラメータとか、併せ馬で伸びる勝負根性の補正とか、まあそういうもんがあるんだろうけれどもさ、なんつーの、馬じゃん。馬、なんかあんだけブレーキかかったら、まあその、やる気がなくなったりするもんじゃん。それがあの、なんというか、ゴール板を知ってるような、本当に負けたくないみたいな、ありゃあ、肉食獣っぽいというかなんというか。
しかしまあ、武も肝冷やしたろうな。馬に助けられたな。テイエムオペラオーと和田竜二みてえだったな。そんで、解説が小島太というのが面白かったな。あと、騎手と言えば四位洋文。レッドディザイアも今回のディープスカイも満点の騎乗して、なんつーか、デタラメにぶっ差されて二着。これがなんかG1童貞とかの騎手ならさもありなんも、こいつは天下の日本ダービー二連覇ジョッキーなんだから、なんというか、まあ、別にそういう経歴で競馬ができてるわけじゃねえけど、なんともね。
「5歳になってさらなる充実期を迎えたようだ。いずれ牧場に帰って母馬として生産界に寄与しなけらばならないのは当然だが、その時期をいつにするかの見極め、判断は大変難しい」
http://www.sanspo.com/keiba/news/090608/kba0906080507010-n2.htm
そんで、ともかくウオッカに来年以降の現役続行の線が出てきた。競走馬の引退時期はむずかしい。そういや、ディープインパクトの馬主だった金子真人HDは、ディープを走らせ続けることへの怖さを吐露していたっけな。
「今の気持ちは、ふぬけになったような、悲しいような、寂しいような。でも、あと1年間走りを見守るには、私のハートは小さすぎた」。
流れよ我が涙、と金子真人ホールディングスは言った - 関内関外日記(跡地)
でも、こっちはまた別。さすがはスパルタの谷水牧場、ちょっと性格も違うか。
で、ファンの一人……って、とくにウオッカファンというわけじゃないけれども、競馬ファンの一人としてウオッカに魅せられているファンの一人としては、まあそれもありかという気もするが。もちろん、繁殖牝馬ウオッカ、ウオッカが送り出すなんか酒の名前でもついた子供が楽しみというのはあるが、ただ、この現役での走りもね。なんというか、まあ、いろいろだけれども、メジロラモーヌやヒシアマゾンとか、そんなことが頭に浮かんだりもするんだよね。まあ、うまいこと、怪我なく、できるだけ幸せにことが運ぶことを願うのみです、と。