ふざけんな、ルイガノ(笑)の小径車(笑)だ。
渋いピンク色、おしゃれな籐風バスケット、『よつばと!』のあさぎさんみたいな人が乗るような自転車、暗い目をして「疲れた、もう殺してくれ、ところで高津臣吾と正田樹のいる台湾の興農ブルズで、紀藤真琴が投手コーチしてるらしいんだけど知ってた?」とかひとりでぶつぶつ言ってる金髪ピアスあごひげのおっさんがまたがる地獄。
さて、この地獄はどこから?
クロスバイクはジャイアント、パーソナルコンピュータはDELLの通販、しからば普段乗りの自転車は? ちょっと前まではDAHON Metroだった。いろいろガタがきてもう限界だった。買い替えることにした。
2kmもない通勤(20kmのまちがいではない)、細い路地、背の低い俺、ママチャリ持て余すし、小径車がいい。またDAHON? もう折りたたみ機構はごめんだ。それに俺は小径車を乗せる自動車がない。
とはいえ、ミニベロは極端に選択肢が狭まる。予算に限りはある。その中でも、やはりそれなりにマシそうなのを。その結果がこれだ。どうだ、おしゃれか? モテるか?
Louis Garneauと書いてルイガノと読む。ぶっちゃけ、MV1とかこのシリーズって、カナダとかで売ってるの? 日本だけの、そういうやつ? よくわかんね。
まあ、でも、いいんだ。このくらいの小径車で、このくらいの重さで、ブレーキで、いろいろの諸元で、このくらいの値段で。カゴもいいじゃないか、ハンドルに吊るすタイプじゃないから、ハンドル切っても一緒に動かなくて妙な気持ち。
でも、このなんとかいう横浜のおしゃれ自転車屋が売ってるこれ、これの形ってたぶん同型で、素材とかいろんなところが違うんだけど(こっちの方がよさそう)、まあこの位の値段で売る自転車と似たようなもんなら、それでいいだろ。
そうだ、俺にはこれしかなかったし、もう、買ってしまったんだからこれしかないんだ。俺のクロスバイクはジャイアント・エスケープだし、小径車はルイガノのMV1だ。これしかないんだ。
まあ、もちろんダイエーで売ってる9,800円のママチャリとかカジュアルハウス306とかで売ってる折りたたみ自転車に比べればぜいたく品だ。さあ殺せ。
とまあ、というわけで、俺はルイガノにまたがって日々過ごす。カゴなどつけてやけに重くなったようにも思う。しかし、漕げばそれなりに速度も出るし、エルゴンのどっかで見たようなグリップは握りやすいし、ブレーキも気持ちよくきく。悪くない。
それにまあ、気に入らなければいじればいい。たとえば、最初はすぐにクランク交換するつもりだった。53Tとかに。でも、そんな気は失せた。もう、ほとんどエスケープに乗ってなかったから、べつに脚が物足りないとか思わない。それに、なんか純正ノーマルのデザインかっこいいじゃん。三角形の穴がダンボーの口みたいじゃん。それでもう、カゴつけて、そこに強力ライトつけて、ペットボトル用のホルダーつけて、ミラーつけて、それで終わり。ただ、ハンドルはそろそろぶった切る。
いや、しかし、どうだろうか。まあ、その、いいか、このままで。正直、ちょっと自転車熱が……。いや、文庫判の地図とか見てると、サイクリングには行きたくなる。そう、自転車物欲とか、そのあたりが減退していて、まあちょっと体調などでそれどころではないんだけれども、まあそんな調子。おしまい。
★★★
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