横浜はいつでも始まっている! Y150が駄目でもY151がある!

 横浜市はY200までの間、中田さんのことを思いながら毎年お祭りを続けていくことになりました。おしまい。

 まあ、べつに中田さんばかりが悪いわけじゃないのだろうけれども。

 歩行者天国、模擬店、即売会。つーか、以後適当にほっつき歩いただけだから。

 開港記念館。はじめて入った。ペリーの時計というのが見ものらしい。開港当時の新聞など。競馬の広告など入っている。しかしまあ、異人の連中、相当な競馬狂いだ。そのおかげでこの時代のこの国のこの俺の栄光と悲惨がある。この記念館、中庭などは感じがよい。無料なので休むのによい。

 俺がこのあたりで好きな場所といえばひとつにシルクセンター一階の神奈川物産店とその地下街、そして産業貿易センタービル。昼はそこの2Fのレストランだかカフェだかに入った。

 昼時から外れていたので空いていた。窓際に案内されたが見晴らしがすばらしい。窓もきれいだ。それに、グラスも皿もスプーンも、みな、これでもかというくらい磨かれている。好感が持てる。雰囲気も好感が持てる。俺が好感を持つ雰囲気というのは、たとえば上の公式サイトから連想されるようなそれではないのである。

 どっかにこんなのがいて、頭が撥水性なのだと知る。

 マリンタワーの二階でハマのメリーさんの写真の人の写真などを見る。新しくなったマリンタワーに入るのははじめてだろうか。
 あまり関係ないが、横浜市土産の赤い靴の少女グッズなんだけど、あれはなにか惜しい。なにか足りないというか、あのシルエットなんだけど、もうちょっとなにか切なさと、少女の美しさのようなものがでないか。林静一のようになれと言っている。

 優雅にカフェをたのしむおまえらの頭の上からブツブツの何かが落ちてくる。

 タワーからでようとすると、出口に人だかりができている。なにかと思うと、結婚式の終わりに、オープンカーに乗って出て行くセレモニー待ちのようだった。べつの出口から出る。やっぱり空き缶をがらがらやるのだろうか、そもそもここから車に乗ってどこに行くのだろうか? ホテルディスパリゾート? と、新郎新婦登場。あたりは人だかりに人が集まり人だかりができている。なんかおっさんが「芸能人! 芸能人!」とか叫んだりしてる。やがて新郎新婦はオープンカーに乗って出て行く。少し先で車はとまって、一列に備え付けられた缶的なものをスタッフが外していた。

 中華街、なにかやけに背の高い人がいる。しかも武将である。いくら中華街に非日常的な雰囲気があるとはいえ、やけに背の高い武将というのは珍しい。ついていく。

 孔明の、

 罠じゃよー。

 ギャワー、というか、これから仮装行列のようななにかがはじまるようだ。あ、これもY151か。完全に偶然。

 獅子舞の中の人。すごくよい表情がとれた。こんなにかっこよく誰かの顔を撮れたことがあっただろうか。

 爆竹マシーンとそのマスター。あんたザよこはまパレードのときの人だな!
 というわけで、爆音とともに行列は続く。





 銅鑼と太鼓のリズムと言うのかなんというか、なんかたとえば合いの手を入れたりとか、手拍子とか、そういうもんじゃなくて、なんというのだろう、なんかこう、中国のリズムだよな。

 で、横浜中華街の猫は、

 銅鑼にも爆竹にも動じない。

 それじゃあ、

 このへんで、

 ドロンさせてもらいます。

 バイバイまた来年。

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