ジョギングはアウトプットか

 人間にインプットとアウトプットがあるとして、ジョギングはアウトプットではないかという気がしている。インプット同士は時間を奪い合う。読書、漫画、ゲーム、映画。時間を奪うという点では、ジョギングも同じである。しかし、ジョギングがそれらと同じフィールドにいるように感じない。競合しているのはブログを書くこととか、ブログを書くこととか、ブログを書くことという気がしている。ダイエット中の非体育会系の男が走ってる姿を通行人に見られることを、アウトプットや表現とはいわない。誰に見られなくともかまわない。身体を動かすということ自体が、声を発したり、文字を刻んだり、絵を描いたり、写真を撮ったりということの仲間なのではないかと、そう感じている。自転車に長時間乗っていてもそういう感じはしなかった。あれは忙しい。ジョギングのペースにはなにかとくべつなものがあるのかもしれない。ないのかもしれない。いずれにせよ、日記を書くのも面倒だ。おしまい。