俺にアイマスは無理だった

 ……という日記を書こうと思っていたが、無理と言うほどでもないかというあたりでもやもやしている。なにが無理かというと、音ゲー、リズムゲー的な要素であって、そういうものであるというのもよくわからず買ってしまったのが、まあようするに俺には無理ゲーなところがあるのだ、それは。
 俺には音楽的素養というものはないし、リズム感というものがなく、ああいったものはやろうという気すら起こらないものなのであって。そういうわけで、なんとなくすぐに放り投げてしまうとか、プロデュースしたアイドルが鳴かず飛ばず、雰囲気は最悪、フィリッピンへ失踪などという展開なども予想しつつ、それはおもしろいのかもしれないなどという気分でプレイしはじめたのだが、とりあえず失敗前提で好きなキャラは選ばずに。
 でもって、やっぱりなにか辛いところはあったが、しかし、その部分が主眼のゲームでもないのだろう、それなりに慣れてくるとなんとなくできないこともない。微妙なさじ加減というものがあって、ダンスレッスンだけはまったくどうもならないが、ほかはべつになんということもないミニゲームなどという感じでもある。
 とはいえ、やはり睡眠時無呼吸症候群持ちが酩酊状態でプレイするのだから、集中力を保つことがきまわめて難しいし、じっと流れてくるなにかを待って、それに合わせてなにかしなくてはならないという不自由ははっきりいって面白くないし、爽快感もなにもあったものではないのだ。
 しかしまあ、そうはいうものの、やはりゲームとしてよくできているというか、ステージフォーユーだったか、あれが楽しい。だいたい俺は着せ替えゲームや着せ替えアプリがあれば何時間でも黙黙と組み合わせているようなたぐいの人間であって、衣裳を替えられるうえに歌って踊るなどした上にキャラもたくさんいてそれがかわいいというのだからまったくすばらしい。ポリゴンキャラのかわいいというのはすばらしく、最初それに気づいたのは『ゆめりあ』だったが、あれもナムコのゲームだったか。
 そんなところで、なんというか、まあいろいろの追加要素に金をぶっ込むつもりもないが(750円つかったが)、それなりによろしく眠気と戦いながらやっていこうと思う。おしまい。